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ISBN 10 : 4806716790
Content Description
山奥で行うイメージのある林業ですが、
実は都市にも街路樹や公園木、庭木など木々がたくさん存在しており、
これらの樹木を使って、緑を社会に役立つものにしようという
「都市林業」の取り組みが始まっています。
これまで都市にとっての樹木は「景観」という側面が強く、
近隣の問題などから伐採された木々は木工で扱える質ではなく
ほとんど活用されてきませんでした。
そんな都市の木々をゴミではなく活かす方法とは。
都市林業の可能性と、
都市の木々を循環させ街の暮らしを豊かにするヒントがわかる1冊です。
【著者紹介】
湧口善之 : 都市森林株式会社代表取締役/一般社団法人街の木ものづくりネットワーク代表理事。東京都生まれ。大学では西洋美術史専攻。卒業後、建築設計事務所勤務。実務と並行して世界各地を訪れ、建築および都市についての研究活動。独立後は木造建築を中心にヒノキやスギなどの国産木材活用に取り組む。その後、木工産業が盛んな岐阜県高山市に移住して木工修行。東京に戻り、街の木に着目し都市林業を構想。街の工事現場から100を超える樹種を集めて自ら製材や加工を行うことにより、通常木材として活用されていなかった多種多様な樹種についてのノウハウを蓄積。街で育ったさまざまな木々が木材となって集合する、都市の緑の縮図のような空間づくりに取り組む一方、そうした空間を生み出す過程に地域住民や関係者が参加できる仕掛けづくりや、住民参加での苗木の育成や植樹など、街の木々の新たな循環づくりに取り組んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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